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いきいき365日

ヒートショック予防 今年はお風呂で死なせない!

2012年12月20日

 寒くなると部屋の中や外などで温度の差が大きくなります。急な温度変化により体が受ける影響をヒートショックといいます。たとえば寒い脱衣場や浴室で裸になり急に熱い風呂に飛び込んだりすると、温度の変化が血圧や心臓・血管などに多大な影響を与え、心筋梗塞や脳卒中、時には死に至ることもあります。
 残念ながらヒートショックが原因と思われる状況で命を落とされる方がおられます。またヒートショックでの死は交通事故による死よりも多いと言われています。
 今年はみんなで声掛けして、悲しい事故がおきないよう取り組んでみませんか。
ヒートショックは心がけることで予防することができます。予防のためには温度差をできる限り小さくすることが必要です。

1) 脱衣場やトイレ・浴室などを十分温める。
 暖房を使用するのがいいのですが、機器の取り扱いには十分気をつけて下さい。
 浴室などでは風呂が沸いてから浴槽のふたをしばらくとっておいたり、あるいはシャワーで給湯するなどして、湯気で浴室を十分温めておく方法もあります。
 マットやスノコを使用することも冷たい床と体との温度差を少しでも小さくするために効果的です。

2) 熱い風呂は避けましょう。
 42度以上のお湯につかると血圧が急激に低下して、脳や心臓への血流が減ってしまいます。湯温は40度以下が良いとされています。半身浴も心臓への負担を減らしますが、浴室が十分に暖まっていない時は肩にタオルを掛けるようにして、体を冷やさないようにしましょう。
 高齢者や持病のある方は一番風呂を避けましょう。
 また入浴の際にはかかり湯をして、少しずつ温度差に慣れましょう。

3) 食後すぐや飲酒後の入浴は避ける。
 食後や飲酒後は血圧が下がりやすく、温度変化により普段以上に血圧が変動することがあり危険です。湯船で寝込んでしまったり、低血圧で意識を失ったりして危険です。また、入浴は脱水を引き起こし、このことも心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
 入浴前にコップ一杯の水分摂取もおすすめです。
 特に一人暮らしの方は要注意です。

4) 浴槽から急に立ち上がらない。
 血圧が低下してふらついて転倒したりすることがあります。ゆっくりつかまりながら動きましょう。手すりなどを整えておくことも大切です。
 住宅改修には介護保険のサービスが利用できることがありますので、社会福祉協議会さんなどにもご相談ください。

5) 家族同士・近所同士で声を掛け合う。
 これがこの地域では一番大切だと思います。みんな歳を重ねました。お互い顔をみながら、声掛け支え合いながら、過ごして行きたいものです。
 皆さん一人一人が地域を支える貴重な存在です。悲しい事故で大切な命を落とさないように、『今年はお風呂で死なせない!』、互いに声を掛け合ってこの季節を乗り切りましょう。

愛知県北設楽郡「設楽町つぐ診療所長:高木健太郎氏」のブログより引用しました。
  http://www.town.shitara.aichi.jp/index.cfm/1,397,c,html/2938/tayori57.pdf

引用にあたり、快諾していただいたことに感謝いたします。

PDFのファイルはこちらをクリックしてご覧ください。

Posted by admin at 15:28 | Trackback (0)