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いきいき365日

健診を受けて元気に暮らそう

宮下所長 イメージ写真

2017年4月 医療生協の機関紙より記事を掲載しました。

頑固親父 イメージ画像 組合員さんが健診を受けたくない理由ベスト5

  1. 1 今、特に悪いところがない
  2. 2 面倒だ
  3. 3 時間がかかる
  4. 4 費用が高い
  5. 5 悪いところが見つかると思うと不安だ

 「健診を受けて病気が見つかり、治療しちゃうと長生きしちゃうんじゃないですか」という何とも答えにくい質問を時々受けます。でも病気をこじらせて治療にお金や時間が長くかかることを考えれば軍配は健診にあがるのではないでしょうか。


治る病気なら
 寿命は人それぞれですが、ポックリ逝くには、体が衰えるまでは元気じゃなきゃいけません。元気な状態で血管のトラブル(脳梗塞)などが起こると、不調なまま長く生きることになります。

夫婦で花見 イメージ画像 ☆貧血をそのままにしておくと…元気がなくなる、動悸・息切れ・立ちくらみがおこってきます。
☆糖尿病をそのままにしておくと…元気がなくなる、手足のしびれが出るだけでなく、足の壊疽(腐ってしまうこと)・失明・透析につながる可能性も出てきます。
☆骨粗鬆症をそのままにしておくと…ちょっと転んでも圧迫骨折、大腿骨骨折から寝たきりに、など生活の質が落ちてしまいます。

 治る病気なら早く見つけてまた元気に暮らしたほうがいいと思いませんか。治らない病気が見つかったら、その時はこれからのことを一緒に考えましょう。

貧血

貧血 イメージ画像  正常値は男性12-15mg/dl、女性11-14mg/dlくらいですが、正常範囲であっても、いつもの値と比較して、減っていれば要注意(ここに毎年受ける価値があります)。なぜ貧血になったかが大事なのです。消化管出血(胃癌、大腸癌)、鉄欠乏(生理過多)、低栄養状態(食べていない、偏食、過度の節制、歯が悪くて食べられない)が理由のことが多いです。


糖尿病
 そのままに放置すると小血管の障害(手足のしびれ、視力低下、腎障害)が起こりやすくなります。また大血管の障害(心筋梗塞、脳梗塞)を避けるには他の危険因子(肥満、血圧、喫煙、脂質異常症)をコントロールすることが必要になります。足への血液の流れの不良を早く見つけるため、靴下を脱いでの足のチェック(爪、タコ、皮膚色、皮膚の温度)をする重要性も再認識してください。


骨粗鬆症

痛み イメージ画像  50代以上の女性にとっては、骨を如何に強く保つかが重要です。手や足腰の骨の写真を撮って判定します。骨塩がある程度保たれているうちに、骨塩が流れ出すのを防ぐ薬を飲むことが20年後の骨折を防ぎます。



健診で知っておいて欲しいこと
便潜血検査の限界

 便潜血が陰性(?)だからといって「癌がない」とはいいきれないことを知ってください。ポリープや癌があっても出血するとは限りません。便潜血が陽性になったらラッキーと考えてください。陰性でも便通異常が続くようなら、注腸検査か、楽になった大腸内視鏡をうけましょう。早く見つければ大腸癌は内視鏡でとってしまうことができます。

健診時の服装について

 健診に着物やワンピースでは来ないでくださいね。金属のはいっていない下着にTシャツなら胸の写真を撮る時に全部脱がなくてもよくなります。足も見ますからパンストではなく普通のソックスがいいです。